全英女子オープン最終日

　女子ゴルフの海外メジャー今季最終戦、AIG全英女子オープンが現地3日、ウェールズのロイヤル・ポースコールGC（6748ヤード、パー72）で開催された。最終日、ミミ・ローズ（英国）が衝撃的なホールインワンを達成。見たこともないような光景を目にした日本や海外のファンからは、驚きや絶賛の声が続出していた。

　山下美夢有が日本勢2人目の全英女王となった裏で、まさかの出来事が生まれていた。

“奇跡”が起きたのは5番パー3。ローズの第1打は見事にグリーンを捉え、そのままカップへ……と、次の瞬間だ。グリーン上にあった同伴競技者のステファニー・キリアコウ（オーストラリア）のボールに接触。軌道が変わり、そのままカップに吸い込まれた。

　思わぬ形でのホールインワン。ローズは信じられない様子でハイタッチを交わしていた。欧州女子ゴルフツアー公式Xが動画を公開。ネット上の日本人ファンからは「こんな偶然ある?!」「え、これルール上はありなの？」「こんな事があるなんて信じられない」などと驚きや困惑気味のコメントが集まった。

　また海外のファンも「ゴルフ史上、最高のショットの1つ！」「一生に一度の美しいショット！」「見事なビリヤードのショット」「運か、技術か？　そんなこと関係ない。これはすごい！」などと絶賛していた。

　ローズは最終日の前半を1イーグル、1バーディー、2ボギーで回ったものの、後半に失速。通算1アンダーの19位タイでフィニッシュしている。