全英女子オープン最終日

　女子ゴルフの海外メジャー今季最終戦、AIG全英女子オープンが現地3日、ウェールズのロイヤル・ポースコールGC（6580ヤード、パー72）で開催された。単独首位で出た山下美夢有（みゆう、花王）が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダーで優勝。2019年の渋野日向子（サントリー）以来、日本勢2人目の全英女王となった。最終日、山下には海外メディアから意外な注目も集まっていた。

　安定したプレーで首位を譲らず、日本勢6人目となる海外メジャー制覇を成し遂げた山下。この日はスタートから大きな注目を浴びたが、米女子ゴルフツアー取材歴20年の「Golfweek」記者のベス・アン・ニコルズ氏もXで「そしてリーダーがティーオフ！」とこの日のスタートに合わせて投稿。さらに「黄色が素敵」の文言も記されていた。

　この日、山下は黄色の鮮やかなトップスを着用。目を引くカラーで優勝を成し遂げた。米ゴルフメディア、「ザ・フライド・エッグ」のコミュニティ・マネージャーのウィル・ナイツ氏のXでも「ヤマシタのセーターを着ての試合は今週ずっと素晴らしかった」と投稿されており、3日目の白のトップスも含めて注目されていた。