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元NPB助っ人の息子、爆速193km弾に米衝撃「この子は狂っている」「戦車だ」今季マイナーリーグ最速弾

プロ野球の中日などでプレーしたトニ・ブランコ氏の息子が、マイナーリーグで今季最速となる時速119.8マイル(約192.7キロ)の爆速サヨナラ弾を放った。右打席に立った身長2メートルの巨体が放った強烈な打球には米ファンも反応。「この男は戦車だ」「悲劇から立ち直った姿が見られてうれしいよ」とコメントが集まっている。

パイレーツ傘下A級ブラデントンのトニ・ブランコJr.【写真:AP/アフロ】
パイレーツ傘下A級ブラデントンのトニ・ブランコJr.【写真:AP/アフロ】

4月に事故で亡くなったトニ・ブランコ氏のジュニアが驚きの一発

 プロ野球の中日などでプレーしたトニ・ブランコ氏の息子が、マイナーリーグで今季最速となる時速119.8マイル(約192.7キロ)の爆速サヨナラ弾を放った。右打席に立った身長2メートルの巨体が放った強烈な打球には米ファンも反応。「この男は戦車だ」「悲劇から立ち直った姿が見られてうれしいよ」とコメントが集まっている。

 20歳のトニ・ブランコJr.は身長6フィート7インチ(約200.7センチ)、体重243ポンド(約110キロ)の巨体。現在、パイレーツ傘下A級ブラデントンでプレーしている。2日(日本時間3日)の試合に「5番・DH」で先発すると、2点を追う9回2死一、二塁で打席が回ってきた。6球目、真ん中へのカットボールを捉えると打球はあっという間にフェンスの向こうへ。劇的なサヨナラ弾となった。

 時速119.8マイル(約192.7キロ)というこの打球は、今季マイナーリーグでの最速弾。ブラデントンの公式Xが動画を公開すると、米国のファンから驚きの声が殺到した。

「この子は狂っている」
「なんてこった、この男は戦車だ」
「MLBに来るのが待ちきれない」
「ワオ」
「この男は最高だ!」

 父のブランコ氏は2009年から中日、DeNA、オリックスで8季プレーし、通算181本塁打を残した。今年4月、母国ドミニカ共和国でナイトクラブの天井崩落に巻き込まれて亡くなったこともあり「悲劇から立ち直った姿が見られてうれしいよ」との声もあった。ブランコJr.は今季途中からA級に昇格。7試合で打率.292、2本塁打でOPS.961を残している。

(THE ANSWER編集部)

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