AIG全英女子OP2日目

　女子プロゴルフの海外女子メジャー今季最終戦、AIG全英女子オープン（OP）は1日、ウェールズのロイヤル・ポースコールGC（6748ヤード、パー72）で2日目が行われた。山下美夢有が通算11アンダーで単独首位に浮上。隙のないラウンドに、LPGA公式も賛辞が止まらなかった。

　1打差の3位から出た山下は1、2番で連続バーディーを奪う好発進。その後も5つのバーディーを積み重ね、65とスコアを伸ばして単独首位に浮上した。

　LPGAは公式Xに「ミユウ・ヤマシタは、1人だけ別のコースでプレーしてるんじゃ」と記し、山下のプレーとキャスターのホープ・バーネットさんのレポート動画を投稿した。

　バーネットさんは「ウェールズでは36ホールを終えましたが、ミユウ・ヤマシタはリンクスゴルフを軽々とこなしています。11アンダーで、勢いは衰えていません」と感嘆の声を上げ、「今シーズンのルーキー15戦のうち、トップ10でのフィニッシュは6回。まさに好調と言っても過言ではないでしょう」と続けた。

　その上で、「ミユウ・ヤマシタは金曜日、ボギーなしの65を叩き出し、わずか26パットでロイヤル・ポースコールを回りました。1ホールでバーディーを決めスタートを切り、その後も勢いを維持しました。今週唯一の無傷のラウンドとなりました」とコメントしていた。