「3150×LUSHBOMU」との専属契約

　ボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ（フィリピン）が7月30日、元世界3階級王者・亀田興毅氏が設立したボクシング興行「3150×LUSHBOMU」と専属契約を結んだことを、同興行の公式Xが発表した。亀田氏も自身のXで言及するとファンからは「これはびっくり！」「は？マジで！？」などの反響が相次いでいる。

　問題児がリングに帰ってくる。「3150×LUSHBOMU」公式Xは、「ジョンリエル・カシメロ（John Riel Casimero）選手が3150×LUSHBOMUと契約しました。今後の活動をお楽しみに！」とつづって、契約を発表。同興行は、亀田氏が創設した「3150FIGHT」と、音楽などを中心としたエンターテインメント「LUSHBOMU」がコラボして昨年から始まったもので、これまでに国内やキルギスで大会を行っている。

　IBF世界ライトフライ級やWBO世界バンタム級など世界3階級を制し、バンタム級では現世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥との対戦が決定しながら、コロナ禍で試合が流れた経緯もあるカシメロ。その後は体重超過などのトラブルを度々起こすなど素行が問題視されてきた。

　この発表に、同興行のファウンダーを務める亀田氏は、自身のXで「悪童カシメロが、日本ボクシング界の悪童3150×LUSH BOMUと専属契約締結。うちのボスは勝手にドンドン決めてくるから俺は消化不良おこしてる…」と発言。ファンからも反響が届いている。

「まって、これはガチでおもろいぞ」
「は？マジで！？」
「いやもうなんか色々とすごいよ」
「すごいタイミングでスゴいニュース！」
「計量オーバーしなければスーパーウェルカムな選手」
「貴様、消えた（引退）はずじゃ…！？」
「これはびっくり！！」
「カシメロ選手最終章　誰と戦うのか楽しみ」

　昨年10月には、日本ボクシングコミッション（JBC）から、日本への招へいを1年間停止する措置を下されているカシメロ。今後の動きに注目が集まる。