降板後も打席に立つ大谷に驚き「交代すると思っていたよ」 投げ合った元ハム右腕「怪我するのは見たくない」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)敵地で行われたレッズ戦に「2番・投手兼DH」で出場した。登板は今季7試合目。4回には2球続けて暴投を犯す場面があり、直後に降板した。その後も打席には立ち続け5打数無安打。レッズ先発のニック・マルティネス投手は大谷の状態をどう見ていたのだろうか。

ニック・マルティネスが見た大谷の変調
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)敵地で行われたレッズ戦に「2番・投手兼DH」で出場した。登板は今季7試合目。4回には2球続けて暴投を犯す場面があり、直後に降板した。その後も打席には立ち続け5打数無安打。レッズ先発のニック・マルティネス投手は大谷の状態をどう見ていたのだろうか。
大谷は29日(同30日)の試合で4打数連続三振を喫するなど打撃に力強さがなく、この日も同じだった。初回の打席で一ゴロ、その後も二ゴロ、見逃し三振、三邪飛、中飛と凡退が続いた。
レッズの先発で、日本でもプレーしたマルティネスは3打席対戦し無安打に抑えた。試合後はレッズ地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・オハイオ」の取材に対し、6回に奪った三振を自画自賛。「彼がカーブを見たことがないのは分かっていた。3-2だったから振ると思ったけどね。打ち取れて神に感謝さ」と口にした。
この日、大谷は投手として初回に1点の先制を許した。4回先頭のマルテに内野安打を許し、続くステファンソンには2球続けてシンカーが暴投となり走者は三進。そのまま打者も四球で歩かせて一、三塁となった。続くステアにもボールを2球続けたところで、デーブ・ロバーツ監督がマウンドへ。2番手のバンダに交代した。降板の原因を球団は「足の痙攣」と発表した。
緊急降板しても、打者として試合に残ったことにマルティネスは「とても印象的だ。彼は交代すると思っていたよ」と驚き。「怪我したと思っていた、痙攣なのは知らなかったからね。あのような男が怪我をするのは見たくない。野球界にとって悪いことだ、そうだろ?」と安堵もしていた。
(THE ANSWER編集部)
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