現地31日がトレード期限

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が仮にトレード市場に出たら、どれほどの価値があるのか。米データサイト「ファングラフス」は、「2025年トレードの価値：1位～10位」とするランキングを掲載。大谷を堂々の1位に選んだ。

　31日（日本時間8月1日）にトレード期限が迫る中、「ファングラフス」が発表したランキング。ヤンキースの大砲アーロン・ジャッジが8位にとどまり、パイレーツの剛腕ポール・スキーンズが3位、ロイヤルズの若手スター、ボビー・ウィットJr.が2位になる中、堂々の1位に輝いたのが大谷だった。

「他に誰がいるだろう」と書きだし、「アーロン・ジャッジは現代の野球界で最高の選手かもしれないが、オオタニもそれに劣らず、2歳年下であり投手としても活躍している。ユニコーンと呼ぶのは、彼を十分に評価していない」と続けた。

　大谷は23年オフ、ドジャースと10年総額7億ドル（約1014億円＝当時）で契約したが、「広告収入でそれをはるかに上回る利益を簡単に回収できる」と説明。「彼はまさに野球界で最もお買い得な選手だ」と断言した。

　その上で「彼はおそらくドジャースの球団価値を数億ドル、いや数十億ドルも押し上げただろう」とするファングラフス。「オオタニは唯一無二の存在であり、フィールド内外で他に類を見ない選手だ。この1年間、オオタニとドジャースの相乗効果を目の当たりにしてきた私としては、このリストのトップに長く君臨し続ける選手は他にいないだろう」と結んでいる。