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ドジャースに決勝点許した拙守「良い捕球していれば…」 レッズ実況席が“怪物遊撃手”に嘆き

米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、敵地レッズ戦に5-4で勝利した。4-4の同点で迎えた9回、ウィル・スミス捕手が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。レッズは中継プレーで思わぬミスが。遊撃手デラクルーズの痛恨プレーに、敵地実況席からは「良い捕球と送球をしていれば…」との声が漏れていた。

デラクルーズ【写真:ロイター】
デラクルーズ【写真:ロイター】

デラクルーズ痛恨プレーに解説は疑問符

 米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、敵地レッズ戦に5-4で勝利した。4-4の同点で迎えた9回、ウィル・スミス捕手が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。レッズは中継プレーで思わぬミスが。遊撃手デラクルーズの痛恨プレーに、敵地実況席からは「良い捕球と送球をしていれば…」との声が漏れていた。

 9回2死一塁の場面で、ドジャース・スミスが放った打球は左翼フェンス直撃の長打に。この間にアウトマンが一塁から好走塁を見せ生還。土壇場で値千金の一打になった。

 一方、レッズには痛恨ミスが発生。左翼手ラックスから遊撃手デラクルーズへ送球も、デラクルーズがワンバウンドしたボールの捕球にもたついてしまい、結果的にアウトマンの生還を許す形に。悔やまれるワンプレーを敵地実況席は見逃さなかった。

 中継した米オハイオ州地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・オハイオ」で実況を務めたジョン・サダック氏は「良い捕球と送球をしていれば、デラクルーズはアウトにするチャンスがあったと思いますが……。レッズは追いかける展開になりました」とマイクで伝え、土壇場での捕球ミスを嘆いた。

 解説のバリー・ラーキン氏は「ギャビン・ラックスがフェンスからのリバウンドの処理を上手くやって、投げました。ショートバウンドした球をデラクルーズは捕れませんでした」とリプレー映像で振り返り、味方同士の連係に疑問符を投げかけた。

 捕球ミスの場面について「中継でダブルカットの2枚目に入ったマット・マクレーン(二塁手)がいたので、捕れないと思ったら2枚目に任せるという練習をしてきているはずです。マット・マクレーンは確かにその位置にいたのですから」と指摘。まさかの拙守に首を傾げた。

(THE ANSWER編集部)

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