イチローの殿堂スピーチに米国から絶賛 19分全て英語、番組ホスト「本当にうれしい」「歴史に残るスピーチです」
マリナーズなどで米大リーグ通算3089安打をマークし、アジア選手初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が27日(日本時間28日)、ニューヨーク州クーパーズタウンで表彰式典に出席した。英語で行った約19分間のスピーチには、米番組のホストから賛辞が並んだ。

米野球殿堂入り表彰式典
マリナーズなどで米大リーグ通算3089安打をマークし、アジア選手初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が27日(日本時間28日)、ニューヨーク州クーパーズタウンで表彰式典に出席した。英語で行った約19分間のスピーチには、米番組のホストから賛辞が並んだ。
弓子夫人ら周囲への感謝、殿堂入り投票で唯一自身に投票しなかった記者へのユーモアたっぷりの言及、引退後の夫人とのデート秘話、自身の代名詞となった「レーザービーム」実況のモノマネ……。笑いが起きるだけでなく、聞く者の心を打つ19分間だった。
米専門局「MLBネットワーク」の生中継でホストを務めたトム・バードゥッチ氏は、「2001年にMLBにやってきたとき、大きな期待がかかっていましたが、彼は予想をはるかに上回りました。このスピーチにも期待がかかっていましたが、多くのユーモアがありましたね。現役時代の『イチメーター』のように、スピーチ内の素晴らしい部分を数えていましたよ! 歴史に残るスピーチです」と絶賛した。
同じく同局の中継でホストを務めたグレッグ・アムシンガー氏は、「我々は、彼の現役時代には英語のスピーチを聞いたことがありませんでした。この方法(全編英語)を選択してくれて本当にうれしいですよ」とコメント。ハロルド・レイノルズ氏も、「少し英語で話すだけかと思っていましたが、全編でした。素晴らしい」と話していた。
(THE ANSWER編集部)
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