逆転甲子園の横浜、2日3発の4番・奥村頼人が漏らした苦悩「首の皮一枚つながった…」 届いた指揮官のゲキ「新しい自分を」
第107回全国高校野球選手権の神奈川大会は27日、横浜スタジアムで決勝を行い、春の選抜を制した横浜が東海大相模を11-3で下し、3年ぶり21回目の甲子園出場を決めた。横浜は3試合連続の逆転劇。0-3の4回に、2試合連続となる2ランを放った横浜の「4番・左翼」奥村頼人(3年)は試合後のインタビューで「首の皮一枚つながったんだからと…」と、大爆発のきっかけを語った。

東海大相模に11-3、逆転劇引っ張った奥村頼人が試合後語った
第107回全国高校野球選手権の神奈川大会は27日、横浜スタジアムで決勝を行い、春の選抜を制した横浜が東海大相模を11-3で下し、3年ぶり21回目の甲子園出場を決めた。横浜は3試合連続の逆転劇。0-3の4回に、2試合連続となる2ランを放った横浜の「4番・左翼」奥村頼人(3年)は試合後のインタビューで「首の皮一枚つながったんだからと…」と、大爆発のきっかけを語った。
横浜は0-3とリードを許した4回、1死二塁の好機を作った。ここで打席に立ったのが奥村頼。フルカウントからの7球目をとらえると、低い弾道で右翼スタンドに飛び込む2ランとなった。奥村頼は前日の準決勝でも、中堅バックスクリーンと右翼席中段に大アーチを放り込んでいる。3試合続いた逆転劇の中核と言っていい選手だが、苦悩があった。
平塚学園との準々決勝では、投手として先発したものの1回2/3で3失点(自責2)で交代を命じられた。
決勝戦後の場内インタビューで「優勝の瞬間はどんな想いだったか」と問われた奥村頼は「準々決勝、自分のせいでチームに迷惑をかけてしまって、そこから監督やコーチに『首の皮一枚つながったんだから、チームを助けられる選手になって、新しい自分を作って明日来い』と言われたので、そこから自分のやるべきことに集中してやることができました」と言葉を絞り出した。
その後は2日で3本塁打の大暴れ。村田浩明監督からのメッセージはしっかり心に届いていた。
(THE ANSWER編集部)
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