男子100メートルで快記録

　26日に行われた陸上のインターハイ（ホットスタッフフィールド広島）で快記録が誕生した。男子100メートルで、16歳の清水空跳（そらと・星稜2年）が10秒00（追い風1.7メートル）をマークして優勝。12年ぶりの高校新記録で、U-18でも世界新記録。海外の陸上ファンにも衝撃が広がった。

　清水はライバルを圧倒する爆走で、快記録を叩き出した。

　桐生祥秀が保持していた高校記録を12年ぶりに0秒01更新。9秒台にはわずかに届かなかったが、16歳の10秒00の衝撃は、国内だけにとどまらない。海外の陸上ファンはXで驚きや称賛のコメントを残した。

「素晴らしい」
「アメージングなパフォーマンス」
「ロンドンのダイヤモンドリーグでノア（ライルズ）が出したのと同タイム！これはすごい。未来のスターが生まれつつある！」
「ほんとにアンビリーバブル。16歳で10.00なんてありえないでしょ。」
「うおっ。このヤングマン飛んでるよ！」
「五輪で彼を見たいな」

　清水は9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録（10秒00）もクリア。日本の他選手次第で代表入りの可能性がある。