「おい、お馬鹿さん、これ欲しいか？」に感涙のファン続出

　米大リーグのドジャースは25日（日本時間26日）、敵地ボストンでレッドソックス戦を戦った。ここで昨季の世界一に貢献したウォーカー・ビューラー投手にようやく届いたのが、ワールドシリーズの優勝リング。手渡したクレイトン・カーショー投手の行動に、米国のファンが「最高だ」「叫んで、泣いて、吐きそうよ」と歓喜の声を上げている。

　試合前のグラウンドで、現在はレッドソックスで投げるビューラーがかつてのチームメートに囲まれた。まずフリーマンがハグ。そして青いタンクトップ姿のカーショーは、リングの入った青い箱を持ってビューラーに近づくと笑いながら言った。「おい、お馬鹿さん。これ欲しいか？」。親愛の情の表れだった。

　米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」の公式Xがこの場面を動画で公開すると、X上のファンから歓喜の声が上がった。

「カーショーがビューラーをお馬鹿さん呼ばわりしたのは、これまでで一番のお気に入りかもしれない」
「これは……最高だ」
「一度ドジャーだったら、いつでもドジャーよ」
「あなたが本当に恋しいわ」
「戻ってきてくれ」
「叫んで、泣いて、吐きそうよ」
「ああああ、ついにビューラーはリングを手に入れたのね」

　昨オフFAとなったビューラーはレッドソックスと契約。今季は17試合に投げ6勝6敗、防御率5.72の成績を残している。