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【5戦連発】大谷翔平、異次元の着弾点に止まぬ絶賛「どこまで飛ぶんだ!」「打球が強烈すぎ…」 被弾投手すら最敬礼「及ばなかった」

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦で5試合連続本塁打となる37号を放った。5戦連発の着弾点は、全てセンターから左という異次元ぶり。米実況席や米記者、対戦投手のコメントで振り返る。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

19日ブルワーズ戦、球宴後初の33号からスタート

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦で5試合連続本塁打となる37号を放った。5戦連発の着弾点は、全てセンターから左という異次元ぶり。米実況席や米記者、対戦投手のコメントで振り返る。

 大谷の5戦連発がスタートしたのは19日(日本時間20日)のブルワーズ戦だった。球宴後初の本塁打となる33号を左中間スタンド上段にぶち込んだ。中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デービス氏は、「左中間の空へ! もう諦めろ! どこまで飛ぶんだ! なんて一撃だ!」と叫んだ。

 34号は20日(同21日)のブルワーズ戦。弾丸ライナーで左翼席へ運んだ。「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説、オーレル・ハーシュハイザー氏は「彼の打球は強烈すぎて、サイドスピンですらホームランになってしまいます」とうなった。

 21日(同22日)のツインズ戦はDH兼投手で出場した。初回のマウンドでソロを被弾したが、その裏にバックスクリーンに飛び込む35号2ランで“倍返し”。MLB公式のサラ・ラングス記者はXで「これは投手としてのショウヘイ・オオタニの、5本目となる初回での本塁打だった」とし、「MLB史上、3本以上打った選手は他にいない」と異能ぶりを伝えた。

 22日(同23日)のツインズ戦では、MLBの日本勢初となる4試合連発。外角低めへ逃げながら落ちる100.1マイル(約161.1キロ)をとらえると、打球は左翼席へ。敵地の米ミネソタ州放送局「ツインズ.TV」の解説トレバー・プルーフ氏も「時速100マイルのスプリンカー(スプリット+シンカー)だったが、この球の動きを見てくれ。打者はこの球をバレルに打ちあげるなんてできない、ましてや観客席に向かって時速107マイルの打球を放つなんて…」と脱帽していた。

 そして、23日(同24日)のツインズ戦ではバックスクリーン左へ37号を叩き込んだ。相手先発のパダックは「彼を打ち取らなければいけない場面で、僕らは及ばなかった」とし、「ホームランを打たれてしまったけれど、ユニホームに袖を通した選手の中で、もしかすると史上最も偉大な男と対峙できることはクールなことなんだよ」と清々しい表情を浮かべた。

 大谷自身は連発中の着弾点がセンターから左となっていることについて、NHKBSの試合後インタビューで言及。「打球方向はあまり関係ない。いい角度で上がれば、引っ張っても流してもあまり関係ないと思っているので。あまり気にせずに自分の打ちたい球をしっかりスイングすることを心がけていきたい」と話していた。

(THE ANSWER編集部)


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