ブルペン崩壊寸前のドジャース トレード期限前の戦略とは? 米敏腕記者が注目する補強候補
米大リーグ・ドジャースが31日(日本時間8月1日)のトレード期限を前に、ブルペン再建の動きを強めている。リリーフ陣の不振や相次ぐ故障により、これまでの補強方針を大きく転換せざるを得ない状況。米国の敏腕記者が補強候補を挙げている。

クローザーの不振と故障の連鎖
米大リーグ・ドジャースが31日(日本時間8月1日)のトレード期限を前に、ブルペン再建の動きを強めている。リリーフ陣の不振や相次ぐ故障により、これまでの補強方針を大きく転換せざるを得ない状況。米国の敏腕記者が補強候補を挙げている。
米紙「USAトゥデー」は「MLB後半戦の最大の疑問18:トレード期限のターゲット、タイガースはすべてを制することができるのか?」との見出しで、同紙の敏腕記者ボブ・ナイチンゲール氏の署名記事を現地時間20日に掲載。「ドジャースは、冬から春にかけて『トレード市場には手を出さない』と何度も断言していたが、今や新たなリリーバーを獲得する以外に選択肢がない状況となっている」と報じた。
同紙によれば、ドジャースはすでにスコットとイェーツに計1億700万ドル(約156億円)を投じたうえ、トライネンも加え盤石のブルペンを構築したと見られていた。しかし、スコットは被本塁打8本、防御率4.14と不振に陥り、イェーツも被長打率.500と苦戦している。
クローザー候補だったフィリップスはトミー・ジョン手術を受けて長期離脱中で、トライネンとコペックも故障中とあって、ブルペンの構想は大きく狂っている。開幕当初に思い描いた救援陣の輪郭は、現在では影を潜めている。
その結果として「ドジャースは市場をくまなく探し、ツインズのデュランとジャックス、オリオールズのバウティスタ、カージナルスのヘルズリー、パイレーツのベドナー、そしてガーディアンズのクラセとの交渉を進めている」と同記者は報道。各球団の守護神クラスに絞ったリストからは、補強の本気度がうかがえる。
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