ド軍移籍で“大谷専門店”に舵切る大勝負→売上150%アップ 盛況支える日本人マネージャーの願い「聖地と呼ばれるように」
二刀流の完全復活に向け米国で話題を集めている米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手。地元ロサンゼルスでは“大谷専門ショップ”が爆誕し、各国の二刀流マニアの人気を集めている。

リトル・トーキョーの「VANTAGE」は売り場80%が大谷グッズ
二刀流の完全復活に向け米国で話題を集めている米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手。地元ロサンゼルスでは“大谷専門ショップ”が爆誕し、各国の二刀流マニアの人気を集めている。
「2年前まではゴルフとテニスなどスポーツ用品の専門店だったんです。昨年大谷選手がドジャースと長期契約を結んだということで、大谷選手の専門ショップにシフトしたんです」
こう話したのはロサンゼルスのリトル・トーキョーにある大谷ショップ「VANTAGE」でセールスマネージャーを務める関口瞬さん。
店舗を構えるロサンゼルスのダウンタウンから程遠いアナハイムを本拠地としたエンゼルス時代は大谷ファンがこの地区を訪れることは少なかったというが、ドジャースへの移籍で一念発起。1983年からスポーツ店として伝統を守ってきたが、売り場の80%を大谷グッズで占拠するという“二刀流専門ショップ”に舵を切る大勝負に出た。

扱っている大谷グッズはいずれもオフィシャル。タオル、ユニホーム、キーホルダーなど50種類で、品目は500種にも上る。大谷の限定ボブルヘッド人形や選手が練習で着用するレアTシャツなどファン垂涎のラインナップとなっている。
昨年、ポストシーズン直前の9月にはとてつもない売れ行きで、売り場のグッズが消滅する異常事態に突入したという。
「ドジャースタジアムでは取扱していない小物をお土産として買い上げていただく方も多いです。売り上げはドジャースのグッズを取り扱う以前と比較して、平均で150%アップしています。最高の売り上げは今年6月でしたが、7月、8月、9月で最高売り上げを更新する予定です」と関口さんの鼻息は荒い。
日本人のツアー客のみならず、地元や海外の大谷ファンが集結する盛況ぶりだが、「いつか大谷選手ファンの聖地と呼ばれるようになれば」と関口さんは話していた。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











