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大谷翔平を避け大ブーイング…生まれた「10年に1度」の光景 申告敬遠→サヨナラ負けも敵将は後悔なし

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場。初回に37号ソロを放つなど4打数1安打だった。2-3の9回2死一塁で申告敬遠され、結果的に逆転サヨナラのホームを踏んだ。敬遠を指示した敵将は「おそらく5年か10年に一度しか起こらないだろう」と説明している。

本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ツインズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場。初回に37号ソロを放つなど4打数1安打だった。2-3の9回2死一塁で申告敬遠され、結果的に逆転サヨナラのホームを踏んだ。敬遠を指示した敵将は「おそらく5年か10年に一度しか起こらないだろう」と説明している。

 9回2死一塁で大谷が申告敬遠されると、総立ちの観客は約10秒間大ブーイング。球場が騒然となる中、続くルイーズが四球で出塁し満塁となった。チャンスで打席に立ったフリーマンが左前打を放つと、捕球が乱れる間に大谷が二塁から生還。劇的な勝利を収めた。

 米ミネソタ州放送局「ツインズ.TV」の試合後番組でインタビューに答えたツインズのロッコ・バルデッリ監督は、「これは非常に稀なケースで、おそらく5年か10年に一度しか起こらないだろう」と大谷の申告敬遠について語った。

 バルデッリ監督は「実際にその瞬間、その状況にいて、野球界最高の打者が打席に立とうとしている時、同点ランナーが一塁にいる。相手チームはすでに代走でルイーズを送り込んでいて、彼らにはもうそれ以上の手はない状況だった」と、次打者が8回にテオスカー・ヘルナンデスの代走で出たルイーズだった状況を説明した。

 続けて「まぁこれはとても単純で分かりやすい話だ。結局のところ、正しい答えはなんだ? 私にとっての正しい答えは、ルイーズと勝負してアウトをとること。そして、試合に勝つために戦い、決断を下すのを恐れない」と、最終的な判断理由を明かしている。

 結局ルイーズは四球となり、続くフリーマンにサヨナラ打を許したが、「(打たれた)ジャックスは野球界最高のリリーフ投手の一人だ。だからジャックスが出て、ルイーズにうまく投げ込むことに賭ける。もちろん、最終的には我々の望んだ通りにはならなかったけど、凄い試合だった」と、胸を張っていた。

(THE ANSWER編集部)


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