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イチローが残した“8つの伝説” MLB公式が脚光浴びせた驚異の事実「実際に見ないと信じられない」

米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は1月に日本人で初めて米国野球殿堂入りを果たした。今月27日(日本時間28日)に殿堂入り式典を控える中、MLB公式Xは、イチローが残した伝説的なスタッツの数々を紹介している。

イチロー氏【写真:ロイター】
イチロー氏【写真:ロイター】

公式Xが「8つの驚異のスタッツ」を紹介

 米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は1月に日本人で初めて米国野球殿堂入りを果たした。今月27日(日本時間28日)に殿堂入り式典を控える中、MLB公式Xは、イチローが残した伝説的なスタッツの数々を紹介している。

 恐るべき数字が並んだ。MLB公式Xは「イチロー・スズキは特別な、特別な選手だった。彼のクレイジーなスタッツのスレッドです」と記して、ツリー形式で次々と記録を紹介。1枚目に添付した画像内では「実際に見てみないと信じられない、イチローの8つの驚異のスタッツ」と題している。

 まずは「プロのキャリアで4367安打を記録。MLBで3089安打、NPBでは1278安打」「2004年にシーズン最多安打記録(262本)を樹立し、殿堂入りしたジョージ・シスラーの84年前の記録(1920年に257本)を破った」と安打製造機として広く知られた偉業を紹介すると、続けてキャリア全般に渡る事実を明かしている。

「2001年4月4日、MLBでのキャリア3試合目の最初の打席でシングルヒットを放ち、打率を3割(10打数3安打)に乗せた。彼の打率は19年のキャリアの残りの期間、3割以上をずっと維持した」

 01年の渡米以来、10年連続で打率3割越えを果たすなど高打率を残し続けたイチロー。キャリア晩年は数字を落としたものの、MLB通算打率.311を記録した。投稿では、この通算打率を「2000年以降にデビューした打席数5000以上のメジャーリーガーの中でトップである」とした上で、「イチローがキャリア通算打率を.300以下にするには、444打数連続で無安打でなければならない」と付け加え、数字を更に際立たせている。

 また他にもイチローならではのスタッツを披露。「実は対左投手打率(.329)が対右投手打率(.304)を上回っている。この対左投手の打率は、左打者としては史上最高である(左右を分けたデータが存在する1974年以降)」と、投手に左右されない安定の打撃力を裏付けた。

 続けて「メジャーリーグ通算2653試合で、1試合4三振をしたことはない。試合中に3度三振を喫したのはわずか22回(試合数の1%未満)」と、修正力の高さも証明。最後は「イチローがMLBで初安打を記録したのは27歳の時だった。これは3000本安打達成者の中で、ウェイド・ボッグス(23歳315日)を抜いて最年長記録である」として、20台後半での渡米ながら、そこからMLBを席巻し、45歳まで記録を塗り替え続けたイチローの偉業を称賛していた。

(THE ANSWER編集部)


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