本拠地ツインズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地ツインズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。初回に35号2ランを放った。この瞬間、背景に映し出されたある男性ファンの姿に注目する声がネット上に続々と上がった。

　懐かしの赤い「17」が喜びを爆発させていた。

　大谷は初回のマウンドに上がると、先頭のバクストンに左翼へ先頭打者本塁打を浴びた。ただ、いきなりの失点を打席で取り返す。その裏の攻撃、四球のベッツを一塁に置いて打席に立つと、ツインズ先発フェスタの4球目、高めのチェンジアップをフルスイング。打球速度113.4マイル（約182.5キロ）という強烈なライナーが、中堅バックスクリーンに飛び込んだ。飛距離441フィート（約134.4メートル）だった。

　大谷がフェスタの球を捉え、確信した様子でバットを放ると、バックネット裏の観客たちは総立ちで喜びを爆発。その中に、エンゼルス時代の大谷のユニホームを着ているファンがいた。

　この様子にネット上のファンからは「エンゼルスのユニフォームの人おるね」「バックネット裏にエンゼルスのシティコネクトのユニフォームを着た人がいるのがなんか良いね」「バックネット裏のエンゼルスユニフォームのおっさんめっちゃ喜んでて草」「バックネット裏にエンゼルスのシティコネの17着てる人おる」などの声が上がった。

　大谷はこの日、投手としては3回4安打1四球、3奪三振1失点。打者としては4打数1安打2打点だった。ドジャースはオールスター明けから続いていた連敗を3で止めた。