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カーショーは激怒…それでも寄り添った大谷翔平の気遣いが話題「さすがだった」ベンチの一幕

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地ブルワーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合連続となる34号を放ち、3打数1安打2打点だった。チームは5-6で敗れた。先発したクレイトン・カーショー投手は味方の失策をきっかけに降板。会見では「イライラしていた」と告白していたが、そんな左腕に寄り添った大谷の行動も話題を呼んでいた。

ブルワーズ戦で先発登板したドジャースのカーショー【写真:ロイター】
ブルワーズ戦で先発登板したドジャースのカーショー【写真:ロイター】

降板後のベンチ、カーショーに一人近寄った大谷

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地ブルワーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合連続となる34号を放ち、3打数1安打2打点だった。チームは5-6で敗れた。先発したクレイトン・カーショー投手は味方の失策をきっかけに降板。会見では「イライラしていた」と告白していたが、そんな左腕に寄り添った大谷の行動も話題を呼んでいた。

 5回、カーショーが1死一塁からボーンに左前打を打たれると、左翼のルイーズが逸らしてしまい一塁走者が三塁まで進塁。ピンチが広がったところで降板となった。カーショーは口を覆いながら何かを絶叫し、ベンチでもグラブを叩きつけ怒りを見せていた。

 中継したドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は試合後番組で、カーショーの囲み取材の様子を放送した。「自分自身にイライラしていた。3点先制したのに四球を出してしまった。不満が溜まるよ」と心境を告白。さらに「これ以上はあまり言うことないよ。もっとしゃべると問題を起こしそうだから、この辺で終わりにしよう。ありがとう」と自ら切り上げた。

 それほどいら立っていたカーショーは降板直後、ベンチに一人で座っていた。ただ、その近くに座ったのが大谷だ。少しだけ間隔を空けていたが、ベンチ後列に2人が並んだ。

 BS-NHKの中継でも映ったこのシーン。X上では「カーショーを労いたかったんだろな」の声が上がり、さらに「カーショーの隣に座りに行く大谷さんいいな」「大谷くらいしか出来ない雰囲気」「これはほんと、さすが大谷だったね」などと反響が拡大。会見で思わず「イライラ」を告白していたカーショーだったが、そんな状況でも労おうとした大谷の行動に注目が集まっていた。

(THE ANSWER編集部)


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