本拠地ブルワーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日（日本時間21日）、本拠地ブルワーズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席で2試合連続となる34号を放った。先発のカーショーは味方の失策をきっかけに降板。怒りを露わにしていたが、その時に大谷が取った行動が話題になっている。

　さりげなく横に座った。

　5回、1死一塁から左前打を浴びた。レフトのルイーズが処理するが、逸らしてしまい一塁走者が三塁へ進塁。ピンチが拡大したところでカーショーは降板となった。失策となったこのプレーにカーショーは苛立ち。グラブで口を覆い何かを絶叫し、ベンチに下がった後もグラブを叩きつけ怒りを隠せないでいた。4回にも2つの味方の失策があり、自身も四球から点を失っており、その後は一人で座っていた。

　そんなカーショーの横に、大谷が座った。少しだけ席を空けており、独りぼっちだったベンチ後方の光景が2人になった。

　BS-NHKの中継でも映ったこのシーン。X上でも「苛立ってたカーショーの横に大谷さんいる」「カーショーを労いたかったんだろな」「大谷さんカーショーに声はかけずとも2席くらい開けて隣にいる感じがとても良い」「怒ってたカーショーの隣にさりげなく距離を置いて座る大谷さん」など、さりげない労いに好感の声が上がっていた。