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中国バスケ監督、日本を舐めた発言→完敗 高飛車な姿勢を母国ファン猛批判「謙虚に」「身の程知らず」

バスケットボール女子のアジアカップは19日、中国・深センで準決勝を行った。世界ランキング9位の日本は同4位の中国に90-81で勝利し、決勝進出を決めた。相手には身長220センチの18歳チャン・ツーユウがいたが、高さに屈さず勝ち切った。中国メディアやファンは「問題は中国にあった」「少しは謙虚な姿勢を見せるべきだ」と、中国側の姿勢を批判している。

バスケ女子のアジアカップ、準決勝で日本に敗れた中国【写真:(C)FIBA】
バスケ女子のアジアカップ、準決勝で日本に敗れた中国【写真:(C)FIBA】

世界ランキング上位ながら日本に敗れた中国、メディアが原因を追及

 バスケットボール女子のアジアカップは19日、中国・深センで準決勝を行った。世界ランキング9位の日本は同4位の中国に90-81で勝利し、決勝進出を決めた。相手には身長220センチの18歳チャン・ツーユウがいたが、高さに屈さず勝ち切った。中国メディアやファンは「問題は中国にあった」「少しは謙虚な姿勢を見せるべきだ」と、中国側の姿勢を批判している。

 地元開催の中国には身長205センチのハン・シュイもおり、高さが際立った。それでも日本は田中こころが第1クォーター(Q)だけで5本の3ポイントシュートを決めるなど27得点、宮澤夕貴も3ポイント4本を決めるなど18得点と攻撃をけん引した。中国はハン・シュイが18得点、チャン・ツーユウが17得点だった。

 中国メディア「大河報」は「『無能』なのは日本ではなかった! 3ポイントシュートでは6-16で日本に30ポイント劣る! 中国女子バスケットボールアジアカップで中国は決勝進出ならず」という記事を掲載。「問題は中国チームの方にあった」と敗戦の原因を求めている。

 記事によればこの試合の前、中国の宮魯鳴監督は日本に対し「世界大会には様々な戦術がある。虚勢を張るのもいいし、自分を鼓舞するのもいい。それは監督がよくやる方法だ。ただ、重要なのはやはり実力だ。日本チームには試合前半のような勢いを見せてほしい。後半のような『無能ぶり』ではなく」と発言したという。

 ただ実際に試合が始まると「前日すでに絶好調なパフォーマンスを見せていた田中こころに対して、中国が心の準備も、戦術的な準備もまったくできていないことが明らかになった」のだという。高身長の選手で日本を封じこめる戦法が機能しなかった。日本側が「攻撃のポイントをいずれもチャン・ツーユウが届かない部分、あるいはスリーポイントのラインの外の位置に置いた」からだ。

 ネット上のファンからは監督の発言と結果に「試合には謙虚な姿勢で臨むべきだ」「謙虚に分析して、科学的に対策するものが勝つ。我々はスローガンばかりで精神的資質に欠け、頭が働かない」「宮監督は解雇されるべきだ。あまりにも身の程知らずだ。日本チームの試合をこれまで見て来なかったのだろうか」と、批判の声が殺到している。

(THE ANSWER編集部)


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