敗戦に中国脱帽、女子バスケ日本は「神業というべき」「3Pの雨に火を消される」 3P驚異の47%成功【アジアカップ】
女子バスケットボールのアジアカップは19日、中国・深センで準決勝が行われた。世界ランキング9位の日本は同4位の中国に90-81で勝利。決勝進出を決めた。相手には身長220センチの18歳チャン・ツーユウがいたが、高さに屈さず勝ち切った。中国メディアは「神業というべき精度」と日本の3ポイントシュートに脱帽していた。

女子バスケットボール・アジアカップ準決勝
女子バスケットボールのアジアカップは19日、中国・深センで準決勝が行われた。世界ランキング9位の日本は同4位の中国に90-81で勝利。決勝進出を決めた。相手には身長220センチの18歳チャン・ツーユウがいたが、高さに屈さず勝ち切った。中国メディアは「神業というべき精度」と日本の3ポイントシュートに脱帽していた。
地元開催の中国には205センチのハン・シュイもおり、高さが際立った。それでも日本は田中こころが第1クォーター(Q)だけで5本の3ポイントシュートを決めるなど27得点、宮澤夕貴も3ポイント4本を決めるなど18得点と攻撃をけん引した。中国はハンが18得点、チャンが17得点だった。
大アウェーの雰囲気を背に戦った中国だったが、地元メディア「斉魯晩報」は「スリーポイントシュートの雨に火を消される! 中国、81-90で日本に敗れ、決勝進出ならず」との見出しで記事を掲載した。
記事では第3Qで中国が崩れたと指摘。「オフェンスが沈黙し、ハン・シュイとチャン・ツーユウがディフェンスに囲まれ、挟まれてミスを連発した。これに対して、日本はアウトサイドからのシュートで神業とも言うべき精度を見せ、スリーポイントシュートを連続で決めてしっかりと主導権を握った」と日本とは対照的であったとした。
記事では「注目すべきは、この試合における日本のアウトサイドからのシュートの異様な精確さだ」と驚きをもって注目。日本が3ポイントシュートを34本中16本が成功させ、中国の23本中6本を大きく上回ったと紹介した。
さらに同国メディア「ジーボーバ」も、日本の3ポイントシュートについて「素晴らしいパフォーマンス」「命中率(成功率)は47.1%という高さだった」と伝えていた。日本は2大会ぶり7度目の優勝をかけて、20日の決勝でオーストラリアと対戦する。
(THE ANSWER編集部)
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