バレーボール・ネーションズリーグ男子

「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が17日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は、予選ラウンド第3週の第2戦で同9位、21年東京五輪銅メダルのアルゼンチンと対戦。3-2（23-25、23-25、25-21、25-23、15-13）で大逆転勝利し、通算7勝3敗とした。会場には連日豪華ゲストが登場する中、前日のドイツ戦では、試合前のコイントスにスピードスケートの平昌五輪金メダリスト・高木菜那さんが登場。思わぬハプニングを本人が回顧した。

　自身のインスタグラムで当日を振り返った高木さん。「いっぱい練習して挑んだコイントス」だったが、まさかの1回目で失敗。「恥ずかしすぎてやってしまったと思っていたら、審判の方に『one more time！（もう一度）』と優しく言っていただき、2回挑戦させていただきました」と明かした。

　2回目は無事成功。「ちゃんとできてよかった」と胸をなでおろし、人生初の大役に「素晴らしい経験をさせていただきました」と感謝をつづった高木さん。「試合も凄すぎて楽しすぎて！！　生観戦はやっぱり楽しい」と現地の熱気にも感激していた。

　自身も世界を舞台に戦ってきたが、現役を離れた今、別の立場で競技に触れ「スポーツの良さを改めて感じました」と振り返っていた。