リーグ7冠、チーム18冠の大谷翔平 年間53発ペースで挑む25年ぶりの“大台”…二刀流復活の影響は?
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季主に1番打者に座り、32本塁打、91得点、打率.276で球宴を迎えた。ここまで実にリーグ7冠という打撃成績を残している。後半戦はどのような数字が期待できるのだろうか。

1番を打つことで注目される「得点」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季主に1番打者に座り、32本塁打、91得点、打率.276で球宴を迎えた。ここまで実にリーグ7冠という打撃成績を残している。後半戦はどのような数字が期待できるのだろうか。
今季の大谷は4月を終えて、打率こそ.287ながら本塁打は7本にすぎなかったものの、5月に27試合で打率.309、15本塁打と大爆発。昨年9月以来、通算6度目の月間MVPを受賞した。投手として日常的に先発マウンドに上がるようになった7月は打率.186、3本塁打と数字が落ち込んでいるものの、ここまで以下の7部門でナ・リーグトップに立つ。
得点:91
本塁打:32
長打率:.605
OPS:.987
塁打:224
敬遠四球:11
ISO:.330(純粋な長打力を測る数値)
さらに、以下の11部門についてはドジャースでトップだ。少ないとされてきた打点もチームトップというところに、ドジャースの苦しさが現れている。
試合出場:95
打数:370
安打:102
三塁打:7
打点:60
四球:62
盗塁:12
打席:438
長打:51
塁打:224
本塁打に必要な打数:11.56
シーズン162試合に換算すると本塁打は53発、さらに151得点ペースだ。近代大リーグにおけるシーズン得点記録は、1921年のベーブ・ルース(ヤンキース)の177得点。近年では2000年のジェフ・バグウェル(アストロズ)の152得点が唯一の150超えで、大谷はこれに近いペースで数字を重ねており、このまま1番を打つなら迫っていくことになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)
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