バレーボール・ネーションズリーグ男子

「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が16日、千葉ポートアリーナで行われた。世界ランク5位の日本は予選ラウンド第3週の初戦で同8位のドイツを3-1（21-25、25-20、25-23、25-20）で下し、通算6勝3敗とした。

　チームに合流した石川祐希、高橋藍が輝きを放つ中、ワンプレーで強烈な存在感を示したのは、最年少21歳の甲斐優斗だった。

　第4セット、24-20のマッチポイントでピンチサーバーとしてこの日、初めてコートへ。迷いなく打ち切ると、ドイツ選手は反応できない。見事なサービスエースで勝負を決めた。

　Xでは「甲斐くん」がトレンド入りするほどのワンプレー。ファンからは「最後に出てきてあれはインパクト凄いよな」「甲斐くんすごすぎる　最後に全部持ってった」「最後のシメが甲斐くん砲でハッピー」「最後に出てきて全てをかっさらっていく甲斐くんさすがにかっこよすぎて痺れたえぐい」など賛辞が並んだ。

　今大会には18か国が参加。23年3位、24年2位の日本は17日にアルゼンチン、18日にブラジル、20日に米国と対戦。開催国の中国と上位7か国が出場する決勝ラウンドは30日に開幕する。