2回の第2打席に特大ファウル

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、米アトランタで行われたオールスターゲームにナ・リーグの「1番・DH」で先発出場。2回の第2打席で放った弾丸ファウルに、SNS上のファンからも残念がる声が相次いでいた。

　大谷は初回の打席で中前打。2回2死二塁で2度目の打席が回った。マウンドには左腕ロドン（ヤンキース）。カウント2-1から、内角高めへの時速84マイル（約135.4キロ）のスライダーを思い切り引っ張ると、打球は右翼ポールのわずかに右側を通過する大ファウルとなった。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の放送席では、実況のジョー・デービス氏が「笑顔がこぼれましたね。打球速度110マイル（約177キロ）でした」と伝えると、解説で元ブレーブスのジョン・スモルツ氏も「Wow」と思わず驚きの声を漏らしている。

　大谷本人も思わず苦笑して悔しがった一打に、日本人ファンも一喜一憂。打った瞬間には「おお」「いったかー」といった声があがったが、打球の行方を見届けると、残念がるコメントが相次いだ。

「大谷さん惜しいファウルにええ笑顔」
「ファウルかーうったとおもった！」
「ファウル！惜しい！大谷さんも悔しそう」
「ファウルになったけどめっちゃ良い当たりだったー」
「ライトホームランかと思ったらファウル」
「大谷ホームランかと思ったら、ファールだった残念」
「あー翔平もう少しでホームラン」
「あともうちょっとでホームランだった　惜しい」

　5年連続でオールスター出場中の大谷は、昨年はホームランを放っており、2試合連続の一発が期待されていた。第1打席には、昨季のサイ・ヤング賞左腕スクーバルから中前打を放っている。