大谷翔平が掘り起こした125年で唯一の記録 投げただけで生まれた「メジャー初」も…際立つ異質さ
米大リーグは13日(日本時間14日)、オールスター前の全日程を終えた。ドジャースの大谷翔平投手は前半戦95試合に出場し、リーグトップの32本塁打、91得点、長打率.605、OPS.982、224塁打をマーク。投手としても6月16日(同17日)に663日ぶりの実戦復帰を果たし、5試合で9回1失点、10奪三振、防御率1.00と好投を続けている。二刀流のスターは、前半戦で数多くの異質な記録を生み出していた。

オールスター前の全日程が終了
米大リーグは13日(日本時間14日)、オールスター前の全日程を終えた。ドジャースの大谷翔平投手は前半戦95試合に出場し、リーグトップの32本塁打、91得点、長打率.605、OPS.982、224塁打をマーク。投手としても6月16日(同17日)に663日ぶりの実戦復帰を果たし、5試合で9回1失点、10奪三振、防御率1.00と好投を続けている。二刀流のスターは、前半戦で数多くの異質な記録を生み出していた。
○投げただけで驚異の記録ラッシュ
6月16日の本拠地パドレス戦で663日ぶりの実戦マウンドに上がった大谷。米国のデータ提供会社「オプタスタッツ」公式Xは、「ショウヘイ・オオタニは2025年最初の登板となり、それをMLBで3番目に多い打席数で迎えた。近代において、シーズン初登板日を、打席数リーグ6位以上で迎えた選手はいない。(アルビン・ダークが1953年に6位)」と投稿し、復帰登板で生まれた珍記録を伝えた。
また、MLB公式Xによると「ショウヘイ・オオタニは、1953年(ジャイアンツのアルビン・ダーク)以来、そして1900年(ジャイアンツのジム・ジョーンズ)以来、投手として、かつ先頭打者として出場するナ・リーグで3人目の選手となる」と紹介。125年前のジム・ジョーンズから始まった同リーグの“二刀流史”においては、3人目の快挙だった。
登板時点で大谷はドジャース加入後、79本塁打を放っていた。MLB公式のサラ・ラングス記者がXで伝えたところによると、球団の「1試合以上先発した投手の最多本塁打記録」はそれまでドン・ドライスデールの29本。移籍後初登板を果たしことで、大谷が一気に従来の記録を「50」も上回ってしまった。
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