セレクトセール開幕

　国内最大の競走馬セリ市「セレクトセール2025」が14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕し、初日は1歳セリが行われた。開会のあいさつには大物議員が登場し、ネットでは驚きの声が上がった。

　セレクトセール開会のあいさつに登場したのは、日本競走馬協会の会長を務める河野太郎衆院議員だった。

「明日イクイノックスの当歳が出てまいります。今年の上場馬の4割が、お母さんかきょうだいが重賞を勝っている、そうした大変優れた馬が上場されることになります。どうぞみなさま一生懸命競っていただきたいと思います」と15日に産駒が上場される世界最強イクイノックスの名も出してアピールした。

　Xでは「え、河野太郎さん、日本競走馬協会会長だったの…」「セレクトセールに河野太郎さん現る」「河野太郎さん出てビックリした。競走馬協会会長さんなのか」など驚きの声が上がる。

　河野氏は「今年、国連で7月11日を『世界馬の日』とすることが決まりました。モンゴルが提案し、日本もそれに共同提案し、7月11日が『世界馬の日』になりました。このセレクトセールから世界に飛び立つ馬がたくさん出てくれることを祈念して、開会のごあいさつとさせていただきます」と「世界馬の日」もアピールしていた。