イースタン・リーグ・巨人―日本ハム戦

　プロ野球・巨人のドラフト1位ルーキー・石塚裕惺内野手が放った“プロ1号”に衝撃が広がっている。12日にジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの日本ハム戦に「1番・遊撃」で先発。左翼席へ運んだ豪快2ランに、ネット上の野球ファンからは「これは本物」「早く1軍上げろ！」などと反響が寄せられている。

　ド派手に飛ばした。2-0の2回2死二塁で迎えた第2打席、日本ハム細野の2球目を捉えた。打球は左翼席の防球ネットへ突き刺さる特大2ランに。ドラフト1位ルーキーのプロ第1号に球場は沸き、巨人ファンはオレンジのタオルを頭上で回して祝福。ベンチでは桑田2軍監督が満面の笑みで迎えていた。

　スポーツチャンネル「DAZN」野球専門Xが本塁打の映像を公開。将来有望な19歳の一振りで瞬く間に反響が広がり、X上には「いやいやえぐすぎだろ」「このコンパクトさでこの弾道と飛距離出せるのえぐい！」「高卒1年目!?とは到底思えない」「本当に高卒1年目？」「高卒ルーキーの弾道じゃない」「これは本物」「マジで希望の星だわ」「早く1軍上げろ！」と感嘆の声が相次いでいた。

　石塚は昨年のドラフト1位で、埼玉・花咲徳栄高から巨人へ入団。今季はここまで2軍戦で出番を重ね、この試合では4打数3安打2打点の活躍。打率.313まで上昇させ、10-0の勝利に貢献した。