ジャイアンツ戦で衝撃の一発

　海に飛び込む衝撃弾だ。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が11日（日本時間12日）、敵地ジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発。3回に32号2ランをかっ飛ばした。オラクル・パークの右翼スタンド奥に広がるマッコビー湾へドボンの場外弾。ボートで待ち構えていた男性ファンがホームランボールをゲットしたが、その隣、惜しくも及ばなかった男性はまさかの“転覆”で注目されていた。

　わずか数メートルで明暗が分かれた。3回1死三塁の大谷の打席だ。相手先発ウェブの初球カットボールを強振。飛距離410フィート（約125メートル）の一発がマッコビー湾へ飛び込んだ。「スプラッシュ・ヒット」と呼ばれる場外アーチは、ボートで待ち構える人がゲットを狙うことでも知られる。

　大谷のホームランボールも男性ファンがボートから飛び込んで獲得。右手を突き上げて歓喜した。一方その隣、わずかに及ばなかった別の男性ファンは、獲得競争に敗れた上にゆっくりと転覆。同じくずぶ濡れとなってしまった。

　X上の日本ファンは「隣で転覆してんの何回見ても面白い」「ホームランボールを取られた後に転覆するおじさんが不憫でならない笑」「ボール取った人より転覆してる人を見ちゃう」「ホームランボール取れずに転覆するおじちゃんかわいい」「横のおじさんが転覆したの爆笑しました」「おじさん巻き添え転覆」などと注目していた。