卓球USスマッシュ

　卓球の国際大会、USスマッシュが10日（日本時間11日）、米ラスベガスで行われた。女子シングルス3回戦で、世界ランク23位の橋本帆乃香（デンソーポラリス）が同4位の王芸迪（中国）と対戦。3-0でストレート勝ちした。勝利を決める一打は約30秒のラリーの最後に放たれ、ネット上では「ラストラリーえぐすぎ」「最後のプレーほんと凄すぎて」など衝撃が走っていた。

　世界4位相手に大番狂わせを演じた。

　競り合いで第1ゲーム（G）を先取すると、第2Gは巧みなカットで相手を翻弄。終始優勢に運び11-5で奪った。第3Gも橋本ペース。終盤粘られるも10-9でマッチポイントになると、約30秒のラリーの末、最後は強烈なバックハンドを打ち込んで勝利を決めた。橋本は左手でガッツポーズ。歓喜の笑みを浮かべた。

　中国の実力者相手に繰り出した最後の一打にX上も衝撃。「最後の点の取り方かっこよすぎ！」「声出た　やばすぎ」「ラストラリーえぐすぎ」「すごいよあの中国相手に？」「最後のプレーほんと凄すぎて」などの声が上がっていた。

　昨年のWTTファイナルズ福岡では佐藤瞳とのペアで女子ダブルスで優勝した27歳の橋本。今年はシングルスでランキングを上げており、成長著しい存在になっている。次戦の準々決勝は伊藤美誠と対戦する。