「この男は優秀ですよ」 吉田正尚の二塁打が「簡単すぎるから…」打ち方にボストン実況席驚き
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は9日(日本時間10日)、本拠地ロッキーズ戦に「6番・DH」で先発し、今季初出場。怪我からの復帰戦でいきなり4打数3安打1打点の活躍を見せ、10-2の勝利に貢献した。第4打席では、片手でバットを振り抜くようにして二塁打に。米実況席も「この男は優秀な打者ですよ」と称えていた。

本拠地ロッキーズ戦
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は9日(日本時間10日)、本拠地ロッキーズ戦に「6番・DH」で先発し、今季初出場。怪我からの復帰戦でいきなり4打数3安打1打点の活躍を見せ、10-2の勝利に貢献した。第4打席では、片手でバットを振り抜くようにして二塁打に。米実況席も「この男は優秀な打者ですよ」と称えていた。
本拠地を沸かせた。5-2の8回先頭、ロッキーズ右腕ハルバーセンの6球目を右手で振り抜くようにしてバットを合わせると、打球は右翼へ。ボールはフェンス手前で跳ねてスタンド入りし、エンタイトル二塁打に。球場は沸き、吉田はベンチに向かってガッツポーズ。これに同僚たちも応えていた。
今季初戦でいきなりマルチ安打の活躍ぶりは米実況席でも話題に。第4打席の場面、中継した米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」では実況のデーブ・オブライエン氏が「復帰初戦でマッチョメンが3安打です」と取り上げると、解説のルー・メローニ氏は「マサの復活です」と熱視線を注いだ。
メローニ氏はさらに、第4打席で放った二塁打について「片手ですよ。両手だと簡単すぎるから、難易度を上げるために片手で打ったようです。この男は優秀な打者ですよ」と続け、驚きの様子でバッティングを見つめていた。
31歳の吉田は、昨年10月に右肩の手術を受け、今季開幕は負傷者リスト(IL)入り。リハビリを経て、この試合で復帰を果たすと、2回の第1打席で中前安打、4回の第2打席では適時打を放ち今季初打点をマークするなど、躍動した。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










