大谷31号に敵将「球界最高の打者だから」 先制パンチから立ち直った23歳新人を絶賛「脱帽だね」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。身長2メートルの怪物ルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手と対戦し、初回に31号先頭打者アーチを放った。3打数1安打1打点もチームは1-3で敗戦。敵将は大谷に被弾後、見事に立ち直ったミジオロウスキーを絶賛した。

敵地ブルワーズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。身長2メートルの怪物ルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手と対戦し、初回に31号先頭打者アーチを放った。3打数1安打1打点もチームは1-3で敗戦。敵将は大谷に被弾後、見事に立ち直ったミジオロウスキーを絶賛した。
初回先頭、初対戦の大谷を2球で追い込んだミジオロウスキーだったが、甘く入った3球目のカーブをセンターに運ばれた。飛距離431フィート(約131メートル)の特大31号ソロ。出鼻をくじかれたが、即座に立ち直った。100マイル(約160キロ)を超える直球を連発し、ベッツ、フリーマン、パヘスと続く強力打線を3者連続三振に。フリーマンへの3球目は101.4マイル(約163キロ)を記録した。
続く2回もコンフォート、キム・ヘソンから三振を奪い、5者連続三振を達成。ラッシングに右安打を許したものの、続くアウトマンも力のあるストレートで見逃し三振に斬って取り、6つのアウト全てを三振で奪った。3回1死二塁の場面では、再戦した大谷からも空振り三振でリベンジに成功。終わってみれば6回4安打1失点、12奪三振の快投だった。
米ウィスコンシン州地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・ウィスコンシン」は試合後番組の中でブルワーズのパット・マーフィー監督の会見を中継。指揮官は「ミジオロウスキーは次のレベルに達した。先頭打者ホームランを打たれることは、第1ラウントでノックダウンされるようなもので、そこから立ち上がらないといけない」と期待に応えた23歳のルーキーを称えた。
続けて「球界最高のバッターだからね。変化球をすくい上げてホームランを打たれた。“ワオ!”と第1ラウンドでパンチをくらったようなものだった」と大谷に被弾した場面を表現。「ドジャースのようなチームに対して3巡目も抑えるのは簡単なことではない。彼とウィリアム(コントレアス捕手)に脱帽だね」とバッテリーの働きを絶賛した。
ミジオロウスキーは2022年ドラフト2巡目(全体63位)でブルワーズ入り。6月12日(同13日)のカージナルス戦でメジャー初先発し、いきなり5回0/3をノーヒット投球。続く6月20日(同21日)のツインズ戦でも6回まで完全投球を披露するなど、鮮烈なデビューを果たしていた。
(THE ANSWER編集部)
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