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大谷に31号被弾も6回12Kでド軍圧倒 怪物ルーキーをカーショー絶賛「どうやって打つかわからない」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。身長2メートルの怪物ルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手と対戦し、初回に31号先頭打者アーチを放った。3打数1安打1打点もチームはミジオロウスキーの前に12三振を奪われ、1-3で敗戦。先発して今季初黒星を喫したクレイトン・カーショー投手も新人右腕を絶賛した。

ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー【写真:ロイター】
ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー【写真:ロイター】

敵地ブルワーズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。身長2メートルの怪物ルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手と対戦し、初回に31号先頭打者アーチを放った。3打数1安打1打点もチームはミジオロウスキーの前に12三振を奪われ、1-3で敗戦。先発して今季初黒星を喫したクレイトン・カーショー投手も新人右腕を絶賛した。

 初回、大注目のゴールデンルーキーと初対戦した大谷。2ストライクと追い込まれてからの3球目、低めのカーブをすくい上げた。打球はバックスクリーンに飛び込み、飛距離431フィート(約131メートル)の特大31号ソロとなった。

 しかし、以降は立ち直ったミジオロウスキーの前に打線が沈黙。100マイル(約160キロ)を超える直球を連発する右腕に5者連続を含む12三振を喫した。6回4安打1失点で4勝目を挙げた23歳の大型ルーキー。投げ合った通算216勝のレジェンド、カーショーも絶賛の言葉を並べた。

 米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組はロッカールームで取材に応じるカーショーのインタビューを中継。ミジオロウスキーについて「アンビリバボーだよ。彼は本当に全てがスペシャルだ。もちろん球速もすごいが、4つの球種を操り、制球力もある。正直言ってどうやって打つかわからないよ」と脱帽した。

 ミジオロウスキーは2022年ドラフト2巡目(全体63位)でブルワーズ入り。6月12日(同13日)のカージナルス戦でメジャー初先発し、いきなり5回0/3をノーヒット投球。続く6月20日(同21日)のツインズ戦でも6回まで完全投球を披露するなど、鮮烈なデビューを果たしていた。

 高い注目を集めるルーキーに「負けないようにしていた」というカーショー。6回6安打2失点と粘りの投球も実らず。「ショウヘイがホームランを打ってくれたので、それを守りたかったが、残念ながら4回に打たれてしまった」と逆転された場面を悔やんだ。

(THE ANSWER編集部)


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