山本由伸、メジャー最短0回2/3で5失点KO ロバーツ監督は失投悔やむ「1球が試合を犠牲に…」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は7日(日本時間8日)、敵地ブルワーズ戦に先発登板。初回に5点を失い、メジャー最短の0回2/3で降板した。4安打2四球、5失点(自責3)。チームも1-9で完敗し、7敗目(8勝)を喫した。試合後デーブ・ロバーツ監督は「彼はいいスライダーを投げることができなかった」と語った。

敵地ブルワーズ戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は7日(日本時間8日)、敵地ブルワーズ戦に先発登板。初回に5点を失い、メジャー最短の0回2/3で降板した。4安打2四球、5失点(自責3)。チームも1-9で完敗し、7敗目(8勝)を喫した。試合後デーブ・ロバーツ監督は「彼はいいスライダーを投げることができなかった」と語った。
山本は先頭のフレリックに二塁打を許すと、2番コントレラスに四球。2死二、三塁から5番ボーンに左越え3ランを浴びた。さらに安打と四球で一、二塁としたところで8番ダービンの遊ゴロをベッツが送球エラー。二塁走者が生還し、4点目が入った。さらに9番モナステリオが右前にポテンヒット。5失点となったところでロバーツ監督が登場し、無念の降板となった。
これまでの最短は昨年3月21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレスとの開幕第2戦。1回4安打5失点で降板したものだった。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組はロバーツ監督の取材の様子を中継。指揮官は「ダメージを最小限にして、ボーンの打席でイニングを終わらせるチャンスがあった。彼はいいスライダーを投げず、ホームランを打たれてしまった」と語った。
1回もたずに降板させたことについては40球がめどだったと明かし、「短期的に見ればブルペンに負担をかけ、数日間影響を与えてしまうかもしれないが、ヨシの健康や長期的な視点で考えた時にストレスが大きすぎた」と決断の理由を説明した。
被弾した打席については「最後の1球はよくなかった。たった1球が試合を犠牲にさせるとは言いたくないし、私はそう信じていないが、そういう意味ではあのホームランは……」と回顧。「そしてその後の四球、エラーで球数がかさみすぎた」と1球の失投が試合の流れを決してしまったと悔やんだ。
さらに「彼は普段、窮地を脱する道を見つけたり、ダメージを最小限に抑えることがとてもうまく、より長いイニングを投げてくれるが、今日はそうはいかなかった」と厳しい表情を浮かべた。
(THE ANSWER編集部)
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