敵地ブルワーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日（日本時間8日）、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数2安打だったが、チームは1-9で敗れて4連敗となった。6回の第3打席では球審の判定に納得いかない様子も見せ、現地の解説も「全然惜しくもない」と誤審を指摘。視聴していたネット上の日本ファンも不満を露わにしていた。

　7点ビハインドで迎えた6回先頭の第3打席。大谷はフルカウントからの6球目、相手先発ペラルタが投じた内角の球を見逃した。ボールゾーンから変化するチェンジアップ。大谷は避けるような仕草を見せたが、判定はストライク。見逃し三振となり、球審に向かって不服そうな仕草も見せた。手を振って抗議し、何度も首を横に振りながらベンチに戻った。

　X上の視聴者からも「いやいやボールじゃん、、、さすがに大谷さん可哀想」「全くベースの上とおってなくない？」「えええぇぇぇ、ボールだろ……」「大谷納得してないのも無理ない」「今のはボールだろ？　球審!?」などと不満の声が続出していた。

　ドジャースOBもこの判定には疑問を呈した。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継内で、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏はリプレー映像を確認しながら「これは全然惜しくもない」と完全にボールだったと指摘した。