敵地ブルワーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日（日本時間8日）、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。6回の第3打席では見逃し三振に倒れたが、審判に手を振り、不満げな表情を浮かべた。米解説も「全然惜しくもない」と誤審を指摘した。

　0-7で迎えた6回先頭の第3打席、大谷は先発右腕ペラルタと対峙した。フルカウントからの6球目、内角のボールゾーンからストライクゾーンへ戻ってくるチェンジアップを避けながら見逃した。少しプレートから外れているように見えたが、判定はストライク。大谷は球審に向かって不満そうに手を振って抗議し、何度も首を横に振りながらベンチに戻った。

　試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説オーレル・ハーシュハイザー氏も納得いかない様子。リプレー映像を確認しながら、「これは全然惜しくもない」と完全にボールだったと指摘した。