ドジャースに悲報が続く

　米大リーグ・ドジャースに悲報が続いている。トミー・エドマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手がそれぞれ故障を抱えていることが6日（日本時間7日）に判明。さらに翌7日（同8日）にはチームの精神的柱の一人だった“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手の負傷者リスト（IL）入りが発表された。

　6日のアストロズ戦後にドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の公式Xが伝えたところによると、ロバーツ監督が会見で負傷者の状況を説明。エドマンは右足の小指に小さなヒビが入り、テオスカー・ヘルナンデスは5日の試合で自打球を左足に当てたことで痛みがあるとした。

　両選手はIL入りしなかったが、7日のブルワーズ戦でスタメンから外れた。さらに、左ひじを痛めていると伝えられていたキケが、ブルワーズ戦の前にIL入りすると発表され、悲報が続いた。

　キケは複数ポジションをこなせるユーティリティ性に加え、チームを鼓舞する役割も果たしていたベテラン。X上の日本ファンは「キケが負傷者リスト入りしてて泣いてる」「まさかのキケ故障者リスト」「ドジャース怪我人だらけ…」「どこでも守れるキケいないの普通にきつい」「ええええ　キケも！？」「キケさん……嘘だろ……」などと嘆きの声をあげていた。

　キケのIL入りをドジャースが発表してから約2時間半後、ブルワーズ戦では先発した山本由伸投手が初回にまさかの5失点。メジャー自己ワーストとなる0回2/3で降板するなど、3連敗中のチームに苦しい状況が続いている。