世界ランク116位が起こした奇跡― 21mの“90度パット”に米仰天「信じられない」
米男子ゴルフのザ・プレーヤーズ選手権最終日は17日(日本時間18日)、アイランドグリーンで知られる名物17番ホールで生まれた大会史上最長のスーパーパットが称賛を呼んでいる。世界ランク116位のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)が70フィート(約21.3メートル)の距離を、途中でほぼ90度向きが変わる難しいラインのパットを沈めるシーンをPGAツアーが動画で公開。「信じられない」「非現実的」などとファンを大興奮させている。
ベガスが演じたグリーン上の一打に現地大興奮
米男子ゴルフのザ・プレーヤーズ選手権最終日は17日(日本時間18日)、アイランドグリーンで知られる名物17番ホールで生まれた大会史上最長のスーパーパットが称賛を呼んでいる。世界ランク116位のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)が70フィート(約21.3メートル)の距離を、途中でほぼ90度向きが変わる難しいラインのパットを沈めるシーンをPGAツアーが動画で公開。「信じられない」「非現実的」などとファンを大興奮させている。
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最終日のTPCソーグラスに熱狂の渦を巻き起こしたのは、世界116位のベガスだった。名物の浮島グリーン上、左端からのパッティングだ。カップは右端に切られており、その距離は70フィート。1パット圏内に寄せられれば御の字という場面だろう。
優勝争いを展開していたベガスは果敢に狙った。狙い澄まして打ち出した方向は、カップのはるか左。衝撃はここからだ。数メートル進んだところで急激にスライス。一気に右方向へ急転回したのだ。
ボールは完全にラインに乗ると、そのままカップへ向かって一直線。中央から見事にカップに消えた。ミラクルパットに力強くガッツポーズを繰り出すベガス。さらに観衆を煽るように、吠えながら両手でアクションを繰り出していた。