18歳超新星、元世界No.1撃破のドロップショットが「ショット・オブ・ザ・デイ」選出
テニスのBNPパリバ・オープンは17日(日本時間18日)、女子シングルス決勝が行われ、世界ランク60位のビアンカ・アンドリースク(カナダ)が、同8位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)を6-4、3-6、6-4で破り、ツアー初優勝を飾った。
18歳アンドリースクが第2セットで披露した美技にWTA脚光
テニスのBNPパリバ・オープンは17日(日本時間18日)、女子シングルス決勝が行われ、世界ランク60位のビアンカ・アンドリースク(カナダ)が、同8位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)を6-4、3-6、6-4で破り、ツアー初優勝を飾った。主催者推薦で出場した今大会で一気に頂点まで上り詰めた18歳のシンデレラガール。WTAは第2セットで披露したドロップショットを「ショット・オブ・ザ・デイ」として脚光を浴びせている。
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昨年は20歳だった大坂なおみが優勝したインディアンウェルズでのビッグタイトル。2019年は主催者推薦で出場した18歳アンドリースクが頂点に立った。
勢いだけではない。見事な技巧を見せつけたのは、第2セットだ。ケルバーのサービスからのラリー。元世界1位のサウスポーの強烈なバックハンドに対し、18歳が選んだのは緩急をつけたドロップショットだ。バックハンドで優しくネット際に落とし、ポイントを手にした。
百戦錬磨のケルバーに対しての見事な一打。アンドリースクはパワフルなショットが持ち味だが、卓越した技術も見せつけた。このショットをWTAは「BNPパリバ・オープン優勝の途中で、ビアンカ・アンドリースクはこのスタイリッシュなショット・オブ・ザ・デイを含む、幾つかの素晴らしいドロップを見せた」と題して称賛を送っている。
大会史上最年少で優勝したアンドリースク。昨年の大坂同様、今季の女子テニス界最大の注目株となるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)