「衝撃的ポール回し」と絶賛 ジョコと組んだ伊名手の“超低空美技”に大会公式も脚光
テニスのBNPパリバ・オープン(DAZN独占中継)は15日(日本時間16日)、男子ダブルス準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)組がルカシュ・クボット(ポーランド)、マルセロ・メロ(ブラジル)組に6-7、6-2、6-10で敗れた。しかし、第2セットにはフォニーニが圧巻のポール回しを炸裂。ジョコビッチも興奮気味に称えた一撃をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、話題を呼んでいたが、大会公式サイトも「衝撃的ポール回し」と絶賛している。
フォニーニが演じたポール回しにATP、大会公式も脚光「週間最優秀ショット候補」
テニスのBNPパリバ・オープン(DAZN独占中継)は15日(日本時間16日)、男子ダブルス準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)組がルカシュ・クボット(ポーランド)、マルセロ・メロ(ブラジル)組に6-7、6-2、6-10で敗れた。しかし、第2セットにはフォニーニが圧巻のポール回しを炸裂。ジョコビッチも興奮気味に称えた一撃をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、話題を呼んでいたが、大会公式サイトも「衝撃的ポール回し」と絶賛している。
敗れはしたが、ファンを魅了した。フォニーニらしさが発揮された一撃は第2セットだった。相手のサービスから始まったラリー。すると、ネット際から鋭くクロスにボレーを打たれ、これに反応したのがフォニーニだった。左サイドに懸命に駆けたが、追いついたのはサイドラインのさらに外。しかし、次の瞬間だ。
地面すれすれで打ち返したショットは、これまた地面すれすれの高さ。ただ、ボールはポールの外を通りながら、ラインいっぱいにイン。これで、なんとポイントを奪ってみせたのだ。信じられないプレーに場内は騒然。フォニーニは指を突き立てながら「どうだ」と言わんばかりに、自らの超美技を誇示していた。
パートナーのジョコビッチも興奮気味に歩み寄り、胸と胸を当てて喜びを分かち合った。実際の瞬間を「テニスTV」公式インスタグラムは「どこからともなく突然」とつづり、動画付きで公開。目撃した海外ファンも仰天した様子で「素晴らしい」「何だこりゃ」などコメントを寄せていたが、反響は拡大している。