西岡良仁、無念さを隠して… 健闘称える“熱い抱擁”に海外脚光「力強く戻ってきて」
テニスのBNPパリバ・オープンは13日(日本時間14日)、男子シングルス4回戦で世界ランク74位の西岡良仁(ミキハウス)が同130位ミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)と対戦。第1セットを4-6で落とし、第2セット開始早々で腰の痛みのために途中棄権した。ATP公式中継サイト「テニスTV」は両者が健闘を称え、熱く抱擁を交わすシーンを動画で公開。「力強く戻ってきて」とエールを送っている。
腰痛により途中棄権で終戦、数秒間続く抱擁シーンが感動呼ぶ
テニスのBNPパリバ・オープンは13日(日本時間14日)、男子シングルス4回戦で世界ランク74位の西岡良仁(ミキハウス)が同130位ミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)と対戦。第1セットを4-6で落とし、第2セット開始早々で腰の痛みのために途中棄権した。ATP公式中継サイト「テニスTV」は両者が健闘を称え、熱く抱擁を交わすシーンを動画で公開。「力強く戻ってきて」とエールを送っている。
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西岡のインディアンウェルズでの挑戦が終わりを迎えた。第1セットを4-6で落とすと、もう限界だった。第2セットは開始直後に棄権。苦渋の選択だった。それでも最後は握手を交わし、熱く抱擁した。19歳のケツマノビッチにも西岡の無念さが伝わったのだろう。抱擁は数秒間、続いた。
3回戦では18歳の新星フェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)との2時間56分の死闘の末に勝利。170センチと小柄な日本人の旋風は現地でも注目を集めていたが、体が限界だった。
この日の試合後の抱擁シーンを「テニスTV」公式ツイッターは「ニシオカのパリバ・オープンでの戦いが終わりを迎えてしまった。この日本人はケツマノビッチ相手に棄権した。力強く戻ってきて」とつづり終戦を惜しんでいた。
西岡は試合後にツイッターを更新。「沢山の方の応援に応えられず申し訳なかったです。朝のアップをした時に痛みを感じ、その痛みが更に増していきました。体を捻ることが出来ず、基本どの動作をしても痛みがあります。寝転ぶのも起きるのも一苦労の状況の為、マイアミはスキップします。理由等々分からないので、また後日報告します」と出場予定だったマイアミオープンを欠場する意向を明かしている。
(THE ANSWER編集部)