棄権の錦織、全英10日前に全治1週間も悲壮感なし「プレーの感触は良かった」
全治1週間、プレーには手応え「コート上ではすごくいい感覚でプレーできた」
「1週間で問題なくなると言われています。数日間はリラックスするようにしたいです。(故障は)デュースの場面でバックハンドを打った瞬間に起きました。左臀部です」
手首、足首などのコンディショニングに苦しみ、今度は左臀部に痛みを抱えた。満身創痍の戦いが続く今季は、まだタイトルから見放され、125週続けてきた世界ランクトップ8からも陥落していた。
ウィンブルドンでの前哨戦で悲願のグランドスラム制覇へ向け、不安がよぎるが、日本のエースの表情に悲壮感はない。
「それでも、コート上ではすごくいい感触でプレーできていました。ウィンブルドンに向けて向上していければいいですね」
パフォーマンス自体には確実な手応えを掴んでいる様子で、1週間で全快の見込みだと語っている。
10日後に迫った大一番までに、完璧な状況に戻したいところだ。