「いま見ても加速とんでもない」27年前の最強タイキシャトル 4Kで蘇る、極悪馬場で見せつけた世界の脚
競馬の祭典・日本ダービーも終わり、その余韻も冷めやらぬ中、今週はG1安田記念(芝1600メートル)が8日に東京競馬場で行われる。日本中央競馬会(JRA)公式Xは「記憶に残る一戦」と題し、27年前に不良馬場を駆け抜けたタイキシャトルの映像を4Kリマスター版として公開。後に世界を制した最強馬の走りに、ネット上のファンからは「強かったなぁ」「納得でしかない」といった声が上がっている。

G1安田記念
競馬の祭典・日本ダービーも終わり、その余韻も冷めやらぬ中、今週はG1安田記念(芝1600メートル)が8日に東京競馬場で行われる。日本中央競馬会(JRA)公式Xは「記憶に残る一戦」と題し、27年前に不良馬場を駆け抜けたタイキシャトルの映像を4Kリマスター版として公開。後に世界を制した最強馬の走りに、ネット上のファンからは「強かったなぁ」「納得でしかない」といった声が上がっている。
世界に羽ばたく圧倒的なパフォーマンスだった。1998年の安田記念はあいにくの雨の中で行われ、芝コースは不良馬場。道悪の巧拙が問われるコンディションの中、単勝1.3倍の1番人気に推されたタイキシャトルは岡部幸雄騎手を背に、2番ゲートから好スタートを切った。好位のインを進み、抜群の手応えで進出すると4コーナー過ぎでは馬場の真ん中に持ち出した。直線では香港からの刺客、オリエンタルエクスプレスが先に抜け出したが、これをタイキシャトルが楽々ととらえ、最後は2馬身1/2差をつける完勝。勝ちタイムが1分37秒5という消耗戦を制し、重賞6連勝、G1も3勝目を飾った。
JRA公式Xは「記憶に残る一戦」と題して、当時のレース映像を公開。4Kで蘇った走りに、ファンからは「現地で見てた 感動した」「泥田の馬場になれば、得意不得意は関係なくて、力のある馬が勝つというそんなレース」「大雨の中の無敵 いま見ても加速とんでもないわw」「かっこいい」「この重馬場でこれほどあっさり勝ってしまうのは驚愕でした」「『日本に敵はなし』『マイルのルドルフ』と言われたのも納得でしかない」「強かったなぁ 圧倒的な王者感が今でも忘れられない」などと、当時を述懐するような声が寄せられた。
タイキシャトルはこの後渡仏し、G1ジャックルマロワ賞(芝1600、仏ドーヴィル競馬場)で海外G1を初制覇。日本の競馬史に燦然とその名を残した。
今年の安田記念にも海外G1ドバイターフを勝ったソウルラッシュ(牡7・池江)が出走予定。前走で世界最強と名高いロマンチックウォリアーを差し切った実力を見せることができるか。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










