「日本最速に挑む男たち」集結 陸上日本選手権、23日開幕「NO1しかいらない」
国内レースでは向かい風続きだった桐生、3年ぶり制覇&9秒台に期待
6月のプラハ国際は10秒11で2位、続くダイヤモンドリーグローマ大会では10秒18で6位だった桐生。国内レースでは向かい風に泣かされていたが、同じ大学生の多田が追い風参考ながら9秒台を記録、さらに洛南高の後輩・宮本が自身の高校記録に迫る好タイムを出すなど発奮材料も多く、3年ぶりの大会制覇と悲願の9秒台へ期待は高まる。
23日に予選と準決勝、24日に決勝が行われる日本選手権。世界陸上への切符、そして「日本最速の男」の称号をかけた戦いは、かつてないほどの白熱の展開になりそうだ。
【男子100メートル 2017年上位タイム10傑】
1位 桐生祥秀(東洋大) 10秒04
2位 山縣亮太(セイコー) 10秒06
3位 飯塚翔太(ミズノ) 10秒08
3位 多田修平(関学大) 10秒08
5位 ケンブリッジ飛鳥(ナイキ) 10秒12
6位 原翔太(スズキ浜松) 10秒13
7位 サニブラウン・ハキーム(東京陸協) 10秒18
8位 九鬼巧(NTN) 10秒20
9位 諏訪達郎(NTN) 10秒22
10位 藤光謙司(ゼンリン) 10秒23
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer