なぜ、ジョコビッチは緊急参戦したのか 英紙分析「精神的に払拭したがっている」
「彼がトーナメント参戦を表明したのは、驚きではなかった」
「彼はティエムに負けたイメージ、経験を精神的に払拭したがっているのだろう。彼がワイルドカードという形でトーナメント参加を表明したのは、驚きではなかった。彼は通算3度のウィンブルドンのタイトルを手にした、不規則な変化を見せるサーフェスを見つめ直そうとしている」
今大会には、ガエル・モンフィス(フランス)、ジョン・イスナー、スティーブ・ジョンソン(ともに米国)といった実力者も出場する。さらに、ジョコビッチは、こう語っているという。
「自分にとってはイーストボーンへの遠征は初めてとなる。大会自体も素晴らしいと聞いている」
現状を打破するためにウィンブルドン直前の大会に出場を決断したことがうかがえる。ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)らベテラン勢が躍動する中、ジョコビッチも復活の一歩を踏み出すことはできるだろうか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer