伝説303勝スター、大谷の打席で異例の敬意 突如話題を変更「誰が打席に立っているか見てくれよ」
米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地でダイヤモンドバックスと対戦。3-5で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で出場し、9回に意地の11号ソロを放って敵地をどよめかせた。この日はダイヤモンドバックスでもプレーした伝説左腕のランディ・ジョンソン氏も球場に姿を見せており、放送席で大谷に敬意を示すようなシーンが生まれていた。

ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地でダイヤモンドバックスと対戦。3-5で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で出場し、9回に意地の11号ソロを放って敵地をどよめかせた。この日はダイヤモンドバックスでもプレーした伝説左腕のランディ・ジョンソン氏も球場に姿を見せており、放送席で大谷に敬意を示すようなシーンが生まれていた。
大谷は9回2死、2ストライクと「あと1球」の状況から、右腕ギンケルの154キロ速球をかっ飛ばした。甘い球を軽々と中越えに運び、11号ソロ。「BEAT LA(ロサンゼルスを倒せ!)」の大合唱が鳴り響く中、意地の一発で球場をどよめかせた。
そんな大谷は敵地の放送席で3回にも話題になった。ダイヤモンドバックス向け放送局「DバックスTV」にジョンソン氏が登場。ダイヤモンドバックスで2002年に24勝をマークしたほか、マリナーズ、ヤンキースなどでも活躍。通算303勝を挙げている伝説的な左腕だ。
ドジャースの攻撃中、実況のスティーブン・バーシオーム氏から話を振られた時だった。2001年5月8日、レッズ戦で20奪三振をマークした思い出を聞かれたが、ジョンソン氏は「誰が打席に立っているか見てくれよ」と返した。
この時、打席には大谷が立っていた。バーシオーム氏は「ああ、話題が変えられた」と苦笑い。ジョンソン氏から大谷にある種の“敬意”が向けられたシーンだった。気を取り直したバーシオーム氏は「彼(大谷)相手にどうやって投球しますか?」と質問。ジョンソン氏は「とても慎重に、だ。悪い投球をすれば……」とコメント。この打席で大谷は凡退したが、大投手のジョンソン氏の目から見ても恐ろしい打者に変わりはないようだ。
(THE ANSWER編集部)
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