フェデラーが今思う全仏回避の“是非”「後悔は全くない」 その理由とは?
驚きの声が聴かれた“全休”「決断はとても簡単なもの、後悔は全くなかった」
フェデラーは今年、1月の全豪オープン優勝に始まり、BNPパリバオープン、マイアミ・オープンのATPマスターズ1000を連続制覇。全仏オープンを含むクレーコートシーズン全休は驚きの声も聞かれたが、記事によると、本人は休養の“是非”についてベターな選択肢だったと考えているようだ。
「私がパリに行ってどれぐらいうまくいくかを想像したとき、決断を下すのはとても簡単なものだったし、その点を後悔したことは全くなかったんだ」と言い、さらに続けた。
「私はグラスコートシーズンのウィンブルドン、そして全米オープンに向けての目標に妥協したくなかったんだ。フレンチ・オープンに出場することでネガティブな影響が出る可能性を感じた。もちろん、有意義なものでもあるかもしれないが、それと同時にリスクがあるとね」
同時にフェデラーは「ただ、将来的にこの流れを続けるというわけではないし、未来がどうなるかは分からない。まずは今回限りの決断だったんだよ」と来年以降の全仏出場にも含みを持たせていた。
8月に36歳となるレジェンドが今後どのようなスケジュールで臨むのか。それはグラスコートでの戦いぶりで決まってくるのかもしれない
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer