ウッズ、“90度リカバリー”が「週間No.1打」に 実況興奮「これがタイガーです!」
男子ゴルフの世界選手権シリーズ、WGCメキシコ選手権はダスティン・ジョンソン(米国)の優勝で幕を閉じた。注目のタイガー・ウッズ(米国)は通算8アンダーで10位。松山英樹(レクサス)は5アンダーの19位に終わった。PGAツアーは「ショット・オブ・ザ・ウィーク」トップ5を選出。大会2日目にウッズが見せた、バンカーからの超絶リカバリーが堂々の1位に輝いた。動画で公開している。
PGAツアー選出の「ショット・オブ・ザ・ウィーク」1位に
男子ゴルフの世界選手権シリーズ、WGCメキシコ選手権はダスティン・ジョンソン(米国)の優勝で幕を閉じた。注目のタイガー・ウッズ(米国)は通算8アンダーで10位。松山英樹(レクサス)は5アンダーの19位に終わった。PGAツアーは「ショット・オブ・ザ・ウィーク」トップ5を選出。大会2日目にウッズが見せたバンカーからの超絶リカバリーが堂々の1位に輝いた。動画で公開している。
何度見ても凄い――。ウッズのミラクルショットが見事に「ショット・オブ・ザ・ウィーク」のトップに輝いた。これぞ、技術が凝縮されたスーパーリカバリーだ。予選ラウンド2日目の9番ホール。バンカーからの第2打だった。
ピンまでは約130ヤードだが、グリーン方向には右サイドから木がせり出しており、そのまま狙うことは出来ないシチュエーション。手前の花道に刻むしかないか――。しかし、ウッズの選択肢は違った。
思い切ったオープンスタンスからクラブをカット気味に振り下ろすと、サイドスピンがかけられたボールをスライス軌道で見事にグリーンに着弾させた。これだけでも凄いが、さらなる驚きは次の瞬間だ。
着弾したボールが90度角度を変えてピン方向へ向かった。カップの手前を通り過ぎて、2メートルほどオーバーしたが、ピンチ一転、バーディーチャンスにつけたのだ。