“シューズ崩壊”をオバマ氏も目撃、「速やかな回復を願う」とツイート

　バスケットボール男子の全米大学体育協会（NCAA）注目の一戦は20日、ノースカロライナ大がデューク大に88-72で快勝。デューク大の怪物、ザイオン・ウィリアムソンは開始直後にシューズが壊れるアクシデントで負傷交代した。よもやの出来事の瞬間を米メディアも動画付きで公開するなど話題を集めているが、この試合を観戦したバラク・オバマ前米大統領も「速やかな回復を祈っている」と反応している。

　前大統領もまさかの瞬間を目撃していた。米大学バスケ界の伝統の一戦は開始直後、よもやの展開となった。“レブロン2世”の異名を取るデューク大のザイオンはドリブルで敵陣に切り込み、相手をターンで交わしに行くと、踏ん張ろうとした左足のシューズが靴底のソールから破れてしまい、転倒。右太ももを押さえて起き上がれず、そのままコートを退くことになった。

　想定外の出来事は米メディアもこぞって取り上げて話題を呼んでいたが、その裏でオバマ前大統領も注目を浴びていた。客席で観戦している様子が捉えられ、試合後は自身のツイッターを更新。「ザイオン・ウィリアムソンは並外れたバスケット選手であると同時に、素晴らしい若者のようだ。速やかな回復を祈っている」と称賛とともに早期の回復を願う声を上げていた。

　米メディアによると、症状は軽症の模様。6月のNBAドラフト目玉と目され、前大統領も注目する逸材の1日も早い復帰を祈りたい。